CHEERZ for MEN Original Interview

CHEERZオリジナルインタビューVol.02
うさぎみくさんのアイドルになろうと思ったキッカケやこれまでの活動の振り返ったCHEERZオリジナルインタビュー。
インタビュー・文:松本昌幸 / 撮影:稲垣謙一

――今に至るまでの話から聞かせてください。

うさぎ活動は1年ちょっとです。小学校の頃はAKBのまゆゆちゃんが、中学になって苺りなはむちゃんを、今はBABYMETALさんが好きなんですよ。でもルーツはあややかな。“Yeah!めっちゃホリディ”を真似して歌ってました。その時点でアイドル願望はありましたね。その後、一期二期両方の乃木坂オーディションを受けたんですけど、どちらも3次審査で落ちちゃって。あ〜と思ってたら、アイドルプロデュースしたい人がいるという話をいただいたんです。いきなりバラードで最初、全然歌いきれなかったですけど。

――乃木3次の内容というと?

うさぎ“会いたかったかもしれない”の振り入れも含めてのダンスと自己PR1分間でした。

――再現できますか?

うさぎうっ(笑)。その頃私全然しゃべれなくて。アイドルを始める前は。最近やっとMCもまともになってきました。基本、今も引っ込み思案なんですけど、ステージに立つと、なぜかバンッと切り替わるんです。私の中で革命が起きる。

――好きな洋服とか食べ物を前にすると、スイッチが入るとかは?

うさぎ辛いのとか梅干しとか韓国海苔は、幸せのスイッチが入りますね。洋服だったらSwankiss。あとBUBBLES。HELLCATPUNKSも好きです。でも、そもそもアイドルさんが好きなので。中学時代、苺りなはむさんキッカケでアイドル現場に通い始めたんですが、オタクとしての私が目覚めましたね。タイガーファイヤーって言うんだ、棒持ってるし、みたいな。最初ビックリしました。今はなんとも(笑)。慣れって怖いですね。

――ちなみに苺りなはむさんの好きポイントは?

うさぎ多くを語らないのに、裏ですっごい努力してるところです。そこが格好よくて。でも今は自分にしかできない事をしたいんです。たとえば、バラードはギターを弾いてライヴしたいとか、歌詞を書きたいとか。それで歌メインでやりたいんです。ゆくゆくはシンガーになりたいです。

――では最後に、目標を聞かせてください。

うさぎ近い目標は、ツインテールフェスティバルに出たいです。最近渋谷でのライヴのお誘いも来るようになったから、もっと大きな渋谷の箱でライヴしたいですね。渋谷は歌をメインに頑張ってる人達が多いんですよ。それもあって、6曲入りミニアルバムも出しているので1人でも多くの人に聴いてほしいです。遠い目標は、自分が着実に階段を登っていきたい系なので、まだ考えられないです。けど、やれるなら武道館。

うさぎみく

うさぎ大好き、うさぎみくさん。栃木出身の18才、高3。アイドルマストな天然かわいいオーラと持ち前の隠しガッツで、今日もステージに立つ。チャーミングな声質もアニメチックにならず、本格的な歌い方も歌姫系いわゆる張り上げ系とは違って、自分の声・スタイルを持つ貴重なシンガーアイドルだ。見た目がちっちゃくふわふわ。ゆえにアイドル人気は確実だけれど、しっかりと周りを見る判断力と自己客観力も感じさせて、これからを期待出来る人です。そんな“歌メインでいきたい”うさぎみくさんのCD『うさぎになのたい』も発売中です。