CHEERZ Original Interview
さくみぃさんのアイドルになろうと思ったキッカケやこれまでの活動の振り返ったCHEERZオリジナルインタビュー。
インタビュー・文:松本昌幸(MARQUEE編集長) / 撮影:福森翔一
――さくみぃさんは何者か、自己分析から行きますか。
さくみぃわかりました。私個人の話になるとアイドルとは程遠い気がします。なので、逆にアイドルっていう、自分が一番苦手なものをやることによって、自分を戒めるじゃないですけど、やる気が出て、普段の自分とは違う自分がどんどん出せるんじゃないかなって思ってます。
――変身願望が強いってことですか?
さくみぃ妄想が好きなんです。昔から漫画やアニメやテレビが大好きで、主人公になりきってました。今でも、こんな自分がいたんだっていう発見があったりします。
――もともとの空想癖にアトランティス城という具体的な話がきたと。
さくみぃアイドルに憧れはあったんですけど私には無理だと思ってました。でも避けちゃいけないと思ってアトランティス城のオーディションを受けました。
――ちなみに、社会経験はある人ですか?
さくみぃはい。いろんな事をやってきて、アトランティス城に行き着いたという感じです。アイドルとしてアトランティス城で力を出し切ろうって思ってます。
――すごいですね。なぜアトランティス城だったんですか?
さくみぃ応募要項にRPGをモチーフにしたグループで、キャラクターに合わせていろんな職業があって、それに当てはめてやっていくというコンセプトが書かれていて、無理にキャピキャピした自分を演じなくても、自分が合ったジョブを頂けるんじゃないかなと思って。
――実際やってみてどうでした?
さくみぃ本当はもっと暗い役がよかったなと思ってたんですけど、実際今は踊り子なんです。真っピンクで、ほんとにキラキラしたキャラクターを頂いて、しかもちょっとセクシーな役柄なんですけど(笑)、それも自分が思ってなかった部分を引き出された気がして。
――さくみぃさんの人生はトライアルですね。
さくみぃ意外と苦労が好きというか、ドMなのかもしれないって最近思うんですけど、今日も1日苦労したっていう自分が好きなんだと思います。
――クリアしていくのが楽しい? それとも違う自分になっていくのが嬉しい?
さくみぃどっちもあります。失敗や挫折もある程度は経験してきてはいるんですけど、でもやっぱり負けず嫌いなんだと思うんです。もしかしたら負けるかもっていうところまでトライしたいぐらい負けず嫌い。挫折しても、だったらこっちで勝負して『見てろよ!』って思う部分が、自分の中でふつふつ燃えてるタイプですね。ちょっとストイックな部分もあると思います。
――そんなさくみぃさんの理想のアイドル像は?
さくみぃ見てて楽しいって思えるのが、アイドルの最終形態かなと思います。当たり前なんですけど。それは、すごい可愛らしい元気いっぱいの子でもできますし、おもしろいキャラクターでも、恥ずかしがり屋やだけどステージでは頑張って笑顔にできるというタイプの子でも、提示できると思ってて、私もそこは常に意識してやってますね。
――では、これからのさくみぃさん流アイドルの行く道をお願いします。
さくみぃゲームを軸にもっとアイドルを広げていきたいです。今は女性ファンも増えてきてはいると思うんですけど、地下とかもっと小さなグループでも応援してくれる方が増えたらなと思います。アイドルをやってみたいけど私には無理だなって思ってる方へも、やってみないとわからないよって、どんどん伝えていきたいです。