CHERRZforMEN「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」公演直前インタビュー配信中!
- 伏見弓弦役の野嵜×日々樹渉役の安井インタビュー
- 仙石忍役の深澤×高峯翠役の村川インタビュー
――『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』に新たに加わると聞いたときの心境はいかがでしたか?
野嵜前回の舞台を見させていただいた時、登場人物がたくさんいる中でにそれぞれの個性が伝わる作品だと思いました。そこに出演できるってとてもありがたいし、自分も個性を出せたらいいなと思いました。先輩方もすごく優しくて、日々、勉強しています。
安井僕が演じる日々樹渉はかなりぶっとんでいる人物なので、決まったときは自分にできるのかなって思ったところもあったんですけれど、ストーリーや背景を知るほどに、だんだん好きになっていきました。
――渉の役について話がでましたが、それぞれの役についてもっと教えてもらえますか?
野嵜弓弦は大人びていて完璧な人なんですけれど、犬が苦手だったり、猫舌だったり、かわいいギャップもあるんです。それと、僕たちが所属しているfineというユニットには桃李というメンバーがいるんですが、お互いに足りないところを補いあって、二人でひとつという感じがするんです。そういう部分を、桃李役のゆづくん(星元裕月)と話し合って作っていきたいですね。
安井渉の場合はテンションが高すぎてうざがられるキャラクターなんですよ。だから、見ててうらやましい部分もあります。でも、fineって弓弦と桃李、前山剛久さん演じる天祥院英智と渉のかけあいで歌う部分が多いんですが、そのときに前山さんがすごく引っ張ってくれるんですよ。
――先輩との共演で勉強になることも多いですか?
野嵜前山さんが演じる英智はfineのリーダーなんですけれど、現実の稽古の中でもリーダーとして仕切ってくれるんです。過去に演じた役の経験から「こうしたらいいんじゃない?」ってアドバイスしてくれたり。
安井前山さんのほかにも、僕は山本一慶さんと絡むことも多いので、アドバイスをいただくことが多いです。
――稽古場では、どんな風に過ごしていますか?
野嵜稽古場に水飲み場があって、そこでお菓子を食べながら先輩としゃべったりします。
安井僕はケータリングが大好きで、よくケータリング置き場に行きます。ある時、8個しかないお饅頭の差し入れがあって、さすがに先輩方がいるから僕らが食べちゃダメだよねって話をしてたんです。でも、一瞬目を離したらお饅頭が一個なくなってたんですよ(野嵜さんを見ながら)。
野嵜俺じゃないよ!?
安井俺も疑われたけど俺でもないからね! この話はこの辺にしとこうか(笑)
――劇団番町ボーイズ☆とDRESS_No.というユニットで一緒に活動しているメンバーが同じ舞台にいてよかったと思うことはありますか?
野嵜UNDEADというユニットには乙狩アドニス役で劇団番長ボーイズ☆の瑛くんがいて、同じfineというユニットには一真くんがいて、ほんとに助かってます。
安井豊は17歳だけど本当にしっかりしてるんです。でも一人でなんでも抱え込んでこんがらがってるときがあるから、そういうときはさり気なくフォローしてます(笑)。
野嵜気にしてくれてるってわかるもん。ほんとありがとう。
安井俺も助かってるよ。
――おふたりが舞台の中で所属するfineはどんなチームなんですか?
安井fineは完成されてて、優雅なグループなんですよ。だからダンスも頑張らないと!ってなります。他のユニットの方は前回から参加されてるから、初めて挑戦する歌でもすぐに息があわせられたりするのですが、fineのメンバーは初参加だから、プレッシャーもあるんです。
野嵜やっぱり信頼感がダンスにも出ちゃうから。
安井でも、練習を重ねて、だんだん揃うようになってきました。
野嵜こういうジャンルのダンスも初めてだったんですよね。僕と一真くんはDRESS_No.というグループで踊ってるんですけど、fineは音楽的にもダンス的にもDRESS_No.とは、ぜんぜん違うので難しくて。
安井ダンスはいつもやってるから大丈夫だろうと思っていたら、ぜんぜん違って。
野嵜俺たちがやったことない奴だーって。
安井ゆづ(星元裕月)がバレエをやってたんで、サポートしてくれたりして。僕らが普段踊ってるのは、カッカッって感じのメリハリのあるリズムなので、それが出ちゃうとNGだよって稽古でも言われるんです。
野嵜普段と違ってカッカッしてない俺たちを見てください(笑)。
安井でも、みなさん本当にダンスがうまくって。ユニットごとに違うダンスだから勉強になるし、こんな体の使い方があるんだって思いながら見てます。
――ほかのユニットの人とは、何か印象に残るエピソードありましたか?
安井衣更真緒役の谷水力くん、南雲鉄虎役の小西成弥くんとラップバトルをしましたねー。
野嵜あの二人のラップはほんとすげー。僕たちはそんなにできないけど……
安井やりたくなっちゃう(笑)。
――最後に、「あんステ」のどんなところを見てほしいですか?
安井今回演じる日々樹渉という役は、今までやってきた役とはまったく違う個性的なキャラクターなので、こんな役もできるんだっていうところを見てもらえたらと思います。
野嵜僕は歌って踊って演技をするということが夢だったんです。今回、それが叶ったので、やりたかったことを実現したところを見てほしいです。それと、演じているキャラクターとして踊る、というところも普段とは違うので、そこも見てほしいですね。