舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~開幕!
初日直前キャストコメント&稽古場レポート

古谷大知×山本一慶×小野健斗(後編)

――役作りはどのように取り組まれていますか?

小野「僕は今回のキャラクターの参考になるかと思ってホストクラブに行きましたけど、飲みすぎて記憶がないというね。イメージとしてはスーツを着て、コールがあってという感じかと思ったら、けっこうカジュアルな雰囲気の中で盛り上げたり楽しませてくれるんだなと。でも記憶がないので、あまり生かされないんですけどね(笑)」

古谷「動物園いきました?」

山本「役名はコブラだけど、動物園もいってないし、ヘビとも話してないです(笑)。もちろん2.5次元作品なので、漫画やアニメは見させていただいてるし、漫画は稽古場にも置いてあるので、ちょっと行き詰ったりしたら、すぐに手に取って、立ち姿はどんな感じか、どういう動きをするのかなど確認して、日々、原作に近づけるように努力してます」

古谷「ミッドナイトというキャラクターが、メイクもしているしちょっとフェミニンなところがあるんですね。僕はもともと男っぽい見た目なので、立ち姿やしぐさが男っぽくならないように、女性的なラインが見えるように意識しています。アニメでは画面に映ってない瞬間があるけど、舞台はずっとお客さんから見えているので、どんな瞬間もミッドナイトというキャラクターで立っていたいなと思ってます」

――演出の児玉(明子)さんには何かアドバイスされましたか?

小野「現段階では、テクニカルな部分というか、タイミングなどを合わせている段階なので、これから自分の芝居をプレゼンして見ていただけたらいいなと思ってます」

古谷「児玉さんによく言われるのは、キャラクターは崩さないようにということですね」

山本「児玉さん自身が原作を片手にもって演出してくれてることもあって、原作を大事にしていることが伝わりますね」

古谷「児玉さんが原作を守ろうとしてくれているので、こっちは安心していろんな芝居を試せる部分もありますね」

小野「確かに、こっちでやりすぎるくらいやっても、違うときにはさらっと言ってくれるのでやりやすいですね。そういうほうが自由にやれます」

――最後に、それぞれの思う見どころを教えてください。

山本「僕個人としては、コブラとナツの戦闘シーンは、気持ちと気持ちのぶつかり合いが感じられる熱いシーンだと思うので、楽しみにしてほしいです。ほかにも、度肝を抜かれるようなシーンもあるので、そこは素直に度肝を抜かれてほしいと思います」

小野「そこは俺らも楽しみなところですね。ヒビキという役に関しては、チャラい感じで登場するけれど、それだけではないギャップのある役なので、そういう部分も見てほしいと思いますね」

古谷「僕のミッドナイトというキャラクターも見てほしいですけど、90分に原作の魅力が凝縮していて、その中で、キャラクターそれぞれの思いとか、何に向かっているのかとか、情熱とかも感じられるのではないかと。それぞれに正義があるので、その正義がぶつかって何が起こるのかを見てほしいし、そこで勝負したいと思います。もちろん、ステージにすごい仕掛けがたくさんあるんですけど、そこに僕らのお芝居が乗ったら、より感動を与えられるのではないかと思うんです」

コメント

舞台情報

原作は現在も連載されている真島ヒロ著「FAIRY TAIL」。2006年より講談社「週刊少年マガジン」で連載が開始され、09年にはTVアニメが放映開始、以来、劇場版アニメ・ゲームなど様々なメディアミックス化がなされてきました。TVアニメは現在、世界の主要約70か国で放送・配信されている大人気作品です。また、第33回講談社漫画賞少年部門(09)、ジャパンエキスポアワード2009 少年漫画部門最優秀少年漫画賞など栄えある受賞歴を誇り、名実ともに国内外から熱い視線を注がれており、舞台化が熱望されてきました。この度、ついに満を持して初の舞台化!今や一大ジャンルとなった2.5次元作品の中でも、燦然と輝く金字塔がここに誕生いたします!

◆タイトル
ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」
◆原作
真島ヒロ「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
◆スタッフ
演出・脚本:児玉明子
◆主催/注釈
©真島ヒロ/講談社
©「FAIRY TAIL」舞台製作委員会 2016
公式サイト
http://www.fairytail-stage.com/
公演日程:劇場
【東 京】:2016年4月30日(土)~5月09日(月)サンシャイン劇場
アーティストリンク

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