CHERRZforMEN「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」公演直前インタビュー配信中!
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- 稽古場レポート

――樋口さんの役作りに関するこだわりとは?
樋口一番は、武士らしさを出すことですかね。颯馬自身が、他のキャラクターと比べて違う個性を持っているし。良い意味でおいしいキャラクターというか……。
ただ、口調的に颯馬はカタカナとか英語に弱いんですよ。例えば、“アイドル”とかも発音するときにちょっとカタコトっぽくなってしまったり……。なので、横文字が台本に入っていたらそこだけ意識してゆっくり読むようにしたりしてます。あとは、言葉ひとつひとつをハッキリ発音するように意識してもいます。
――細部にわたって颯馬らしさを求めている、と。
樋口演出家さんにも、颯馬のセリフを「ここはこういうセリフに替えたいんですけど」とか提案したりもします。颯馬がドラマCDで言っているセリフをここの場所に入れたい、と提案したり。
実は、アプリで神崎颯馬のCVをやっている神永圭佑と僕は仲良しなんです。
――そうだったんですか! ではそういう意味でも颯馬は思い入れのあるキャラクターなわけですか?
樋口そうですね。圭佑が声をやっているから、そのイメージを壊したくないって思いますし……。だから、圭佑にできる颯馬と、僕のできる颯馬、二人合わせたものをファンの方に観せていけたらな、って思ってるんです。
小南カッコいい……!
――ファンの方もうれしい話ですね! では、今回は各アイドルユニットのライブシーンというのが劇中にあるかと思いますが、お二人はどんなライブを展開したいと思っていますか?
樋口紅月の曲だったら、かけ声を入れるシーンとかがあるんです。それをお客さんも一緒に叫んでくれるとうれしいですね。
何の曲をやるかとか、お客さんにはまだわからないですよね? でも、きっとライブを観てもらったら、お客さんも一緒に盛り上がってもらえると思うので……。
小南僕は、一番は「一緒になって盛り上がってもらえるライブをしよう」ってことですね。
――各ユニットにとってもライブシーンは一番の見せ場ですからね。
小南UNDEADはアイドルなんだけど……過激派といわれる由縁というか、アイドルらしからぬ激しいステージングが特徴だと思うんです。ロックのライブみたいなステージングとか、曲中のかけ声とかも、お客さんに一緒に乗ってもらったらきっと楽しいと思うので、全力で声を出してもらえたらと思います。みなさんと一緒にライブを作れたら、と思っています。盛り上がっていただけたら一番うれしいですね!
――では、今まで共演経験のないお二人ということですが、お互いがどういうイメージか、これを機に教えてもらって良いですか?
樋口僕はまだ小南くんのお芝居をガッツリ見せていただいたことがないので、あんまりハッキリとは言えないんですけど……意外と、と言ったら失礼かもしれないけど(笑)、小南くんがちゃんとUNDEADをまとめてる! 結構、UNDEADのメンバーって自由な人が多いので……(笑)。
UNDEADはメンバーがみんな個性的だから、稽古中もUNDEADだけ高校のクラスの同級生的な感じがあって。それをちゃんと、「今はみんなで集中しようぜ!」とか、小南くんが言っていて、メンバーをまとめようとしてるんだなって。
小南僕がUNDEADをまとめようとしてる理由にはいくつかあって……実は紅月の鬼龍先輩(上田堪大)が僕からすると怖いんですよ! 僕らがワチャワチャしてると、「そういうの後で良いから!」とか叱られたりするし……。
樋口大丈夫! 怖くないよ(笑)!
小南でも、僕は鬼龍先輩に叱られたくないから……まとめ役を買って出てるのにはそういう裏があります(笑)。UNDEADはクセモノが多いので大変です!