CHERRZforMEN「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」公演直前インタビュー配信中!
- 小澤 廉×高崎翔太 インタビュー
- 小南光司×樋口裕太 インタビュー
- 稽古場レポート
いよいよ1幕の通し稽古へ
各ユニットの歌稽古が一通り終わると、通し稽古が行われる。
演出家の宇治川まさなり氏を中心にキャスト全員が円座となり、この日の流れを追う。
「台本という設計図を理解した上で、自分のキャラクターのシーンにおける役割を理解してください」という宇治川氏に対して、「ハイ!」と率先して大きな返事をしたのは座長の小澤だった。他のキャストたちも大きな返事を返す。
この日、南雲鉄虎役の小西成弥は稽古に出られなかったため、代役を立てて紅月とUNDEADの立ち会いシーン。
小南はセリフまわしが独特なので、しばしばセリフに詰まり悔しそうな顔を見せていた。
ステージに出ていないキャストたちも自主練に余念がない。瑛が稽古場外で練習に励んだり、鏡を相手にフリの確認を行う赤澤の姿も見られた。



休憩中も熱心に
小休止を挟んでいる間も、キャストは、宇治川氏のところに集まっていっては、セリフのタイミングやニュアンスを確認したり、芝居の付け方について提案したり。
台本にメモを取るキャストたちから、熱気がたちのぼっていた。


どんどん熱を帯びる稽古場
各ユニットごとのシーンの、フリを交えての稽古も行われる。
今回、ストーリーテラーとして重要な役割を果たすKnightsの高崎翔太(瀬名泉役)と北村諒(鳴上嵐役)は場の空気を締めつつも、時折挟む余裕のアドリブに外野からは笑い声が漏れる。
紅月のシーンでは、板の上に立った3人のオーラに圧倒された。稽古着(ジャージ)のはずなのに、しっかり衣裳のソデさばきなども入れているのがすごい。
UNDEADのパフォーマンスシーンでは、自主練をしていた各キャストが思わず見入ってしまうような迫力がすでにあった。
Trickstar氷鷹北斗役の山本一慶が、空回りしながらコメディ的なやりとりを披露するシーンでは周囲にも笑いがひろがり、ほのぼのとした空気感に。各キャストの仲の良さが、そのまま舞台の暖かい空気感に繋がっているのが、こうしたところでわかるのがうれしい。

21:30 稽古終了
全ての稽古が終了し、宇治川氏から総評が行われた。キャストたちは、円座になりながら真剣な目で話を聞き、最後に明日の稽古のスケジュールを確認して、この日の稽古は解散となった。
ユニットごとはもちろん、カンパニー全体でもすでに絆が生まれているのがしっかり見て取れた。
きっと本番では、もっともっと大きな団結力で、キラキラ輝く一座の姿を見られることだろう。舞台上の彼らを拝見できるのを、ぜひ楽しみにしていたいと思う。